1日1日、日射しが強くなってくるのが嬉しくなります。来週末には夏時間に切り替わると、1時間くりあがるので、夕方の明るい時間が増えるのも嬉しいです。
週末は、空気が冷たかったものの、晴れた良い天気でした。目につくのは、庭のごちゃごちゃした所。秋から冬にかけてずっと放ったらかしにしていたので、枯れた去年の植物や、いつのまにかはびこった雑草に覆われています。3月に入ってから、少しずつ枯れ草やら剪定やらしてきましたが、これからスピードアップして庭そうじを進めないと。
去年、種から育てていたラベンダーを花だんの端っこに植える時期です。末っ子がクワとショベルを持ってきて、芝生のはじっこをはがし、場所を作ってくれました。それから、土を掘りかえし、腐葉土と砂を混ぜたものを入れ、ラベンダーの苗を植えてくれました。頼もしいものです。
ヘーゼル(ハシバミ)の木の芽も日ごとにふくらんできます。苗木を植えて、4、5年経つのですが、一昨年、ほんの数個が初めてついたのに、去年はまったくなし。今年は、雌花もたくさんつき、実がたくさん成ってくれると良いな。
ルバーブの葉が繁り始めました。茎も日ごとに太く長く、色も鮮やかな赤に染まっていきます。料理に使うには、もう少し待たなければならないです。これから暖かくなってくると、夏中、秋までケーキやデザート、ジャムに使うことができるほど、どんどん茎が育ちます。
雑草、といえば、これらの草花も雑草です。スミレ(この種類は早咲きのearly dog-violet)とグリーン・アルカネット(green alkanet)。
スミレの方は、この家に引っ越した当時は影も形もなかったのに、いつのまにか、前庭の大部分を占拠してしまいました。なにしろ根っこが頑丈、種はあちこちへ飛び散るので、ちょっとやそっとの除草では歯が立ちません。毎回種がふくらんでくる頃になると、スコップを持って取り除こうとして、あきらめます。早春、クロッカスの次に可愛らしい花を咲かせ始めるスミレを見ると、そのままにしておいてよかった、と思ってしまうのです。この花弁は食べられます。その上、ハーブとしていろいろな使い方ができるのです。そのまま、サラダやケーキ類に散らしたり、乾燥させてお茶にしたり、花びらのゼリージャムに使ったり、砂糖漬けにしたりできます。
グリーン・アルカネットは、うちの庭への新参者です。スミレのようにいつの間にかやってきました。鳥や、リスやネコ(もしかすると、どこか見えない所に住んでいるハリネズミやキツネ)たちが、種を運んできたんでしょうね。写真ではクローズアップしていますが、実際の花は5ミリもあるかないかの小さな花です。葉には小さな毛が生えているのでチクチクするので、取り扱い注意ですが、うす青の可憐な花は、ワスレナソウにも似て憎めないのです。
そういう訳で、なまけ者の私の庭は、どちらかというと野性の植物(いわゆる雑草)の方が幅を利かせているのです。
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