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2015年11月18日水曜日

個展無事終了、みなさま、ありがとうございました



11月4日から8日の5日間、加古川市内にある、器と雑貨moiさんにおいて、初めての個展を開催する機会を頂きました。昨年の一時帰国の際、作品を持ち込み、個展を快諾してくださったmoiさんに感謝の念は尽きません。

そうして、個展開催が近づいてきた時、多くの方々に宣伝をしていただきました。日本から離れた英国に住む私にとって、どれだけ力強く感じたことか。


そういったみなさんのお陰を持ちまして、会期中、毎日、予想以上にたくさんの方々に訪れていただいて、英国から持っていった作品を見ていただくことができました。ありがとうございます。






今回の個展のために作った16品には、和歌山で木工家具製作の工房を営む、林工亘(りんこうかん)さんにお願いした無垢オークの額に入れました。写真や図面やら入りのメールを何度となくやりとりしてできあがった額は、『英国の田園風景を、小さな窓枠から眺める』イメージで、感動しました。ご本人の神吉さんが来てくださって、木の好きな者同士、話がはずみました。ありがとうございます。



今回、moiさんのご提案で、初めての試みとして、切り絵原画も展示しました。本来、切り絵を作るのは、スクリーンプリント(シルクスクリーン)の版下のためで、展示することは考えもしていませんでしたが、展示するならば、黒い紙だけでは味気ないなと思って、ドイツで一般的に紙灯籠に利用する半透明のパラフィン紙で色どりを添えました。額に入れたスクリーンプリントの作品と並べると、全く異なった印象です。



このたびの個展を無事に終えられたのは、さまざまな方々のお陰です。ほんとうにありがとうございました。

英国の自宅へ戻ったら、家のトネリコはすっかり葉を落としていました。カエデが今、落葉の真っ最中。野原を歩くと、すっかり晩秋、その中で、ローズヒップ(野バラの実)の赤があちこちにちりばめられていました。









2015年10月19日月曜日

個展のお知らせ:2015年11月4(水)-5(日):器と雑貨moi(兵庫県加古川市)にて

個展のお知らせ

森と野原の風景 〜英国より〜
when you walk in woods and meadows
期間:2015年11月4日(水)〜 8日(日)
場所:器と雑貨moi
兵庫県加古川市加古川町北在家2482
時間:10:30 am 〜 5:30 pm

東のJR大阪駅から加古川駅まで1時間弱、西の姫路駅からは10分です。駅からは、加古川中央郵便局をめざして徒歩約10〜15分、郵便局のお隣にmoiさんのギャラリーと店舗があります。

このたび、日本にて個展を開く機会を器と雑貨moiさんに作っていただきました。ありがたい限りです!

moiさんのギャラリーは、加古川まちかどミュージアム(10月31日〜11月8日)の会場の一つになります。期間中、加古川市の他、近隣の高砂市や播磨町、稲美町にも会場が設けられ、地域で活躍されているアーティストやさまざまな人々の参加でにぎわいそうです。

メインとなる小作品群の額縁は、和歌山で活動されている木の家具工房 林工亘(りんこうかん)さんに、特別注文で作って頂きました。メールで写真やスケッチ、設計図などを細かくやりとりして、丁寧に作ってくださいました。楽しみです。この小作品シリーズは、木づくりの小さな窓から外をながめているという設定で制作しました。小さな枠の中にどれだけの風景を入れられるか、というのを課題にしたものです。

英国ウェールズの自宅アトリエから、これまでに制作してきた切り絵の原画、それをもとにした限定刷りのスクリーンプリント作品などを日本へ持っていきます。お楽しみに!とはいうものの、私自身も楽しみです。

来年用のカレンダー(壁掛け用、29.8cmx10.5cm)も、今回4年目となる「英国野草カレンダー」(当初は、「葉っぱカレンダー」でしたが)、それに加え、メインの小作品群から抜粋した切り絵カレンダーも用意しています。

たくさんの方々のお越しをお待ちしております!




2014年11月23日日曜日

クリスマスフェアのお知らせ+クリスマスフェア用グリーティングカード

冬時間に切り替わってからは、夕方4時頃には暗くなってきました。日射しも弱くなる一方。毎日雨が降ったりやんだりして、地面はすっかりどろどろ。この辺りの木々もほとんど葉を落とし、11月も下旬になると冬の雰囲気になってきます。

クリスマスまであと1か月。お誘い頂いたクリスマスのクラフトフェアへの準備をしている最中です。いつもながら、もう少し早め早めに進めておくべきだと反省。

参加予定のクラフトフェア
PADLT Christmas Crafts and Creations
Saturday 29th November
10am - 1pm
Stanwell Road Baptist Church Hall (next to the Paget Rooms)
Free Admission

nus nus Winter Fair
Saturday 6th December
10am - 5pm
St.Catherine's Church Hall
Pontcanna, CF11 9DE


Free Admission



グリーティングカード(A6, 105x148mm) ができました。今回は、かなりカードを増やしました。

CHRISTMAS CARDS クリスマス カード
切り絵2種を元に、色づけしたカードです。黒地に彩色したものと、緑地に赤のもの(2種類の色はそれぞれに違います)があります。

Squirrel and Holly (left) リスとひいらぎ
我が家には大きなヒイラギの灌木がありますが、秋口に赤いかわいらしい実がなります。が、11月末から12月初めの第一アドヴェント(クリスマスの1か月前に始まる)のためのリース作りに実つきのヒイラギを使おうと思っても、その頃には、ほとんどの実が消え失せているのです。住宅地の端にある我が家の周りには小鳥たちが多く住んでいるからか、小鳥たちがついばむのです。でも、隣家の庭に住むリスたちも食いしん坊。まだ目撃したことはないですが、きっと彼らもおすそわけをもらっていることでしょう。ちなみに、人間には消化悪いそうで、食べないことです。

Robin and Rose Hips with Holly Leaves (right) ロビンと野いばらの実
ロビン(ヨーロッパコマドリ)は、英国では冬の風物詩に必ず出てくる、首の辺りが赤茶色のころっとした可愛い小鳥です。近くの野原を散歩していると、葉が落ちた野いばらが朱色のちょっととがった実をつけているのが少しずつ減っていきます。近寄ってみると、熟れて柔らかくなった実から小鳥たちがついばんだ跡があります。日本では熟れた柿が鳥たちについばまれるように。





ちなみに、下の2枚は、切り絵原画です。11x11㎝の黒い色紙を使って。





FOUR SEASONS (四季:英国のカントリーサイドシリーズより)
4枚のカードは、「英国のカントリーサイド」シリーズの4作から。原画の切り絵はA3サイズなので、A6サイズのカードに合わせ、トリミングして、新たに彩色したものです。



 TREE SERIES (木のポートレートシリーズより)
この4点のレリーフ版画は、「木のポートレート」シリーズより抜粋。原版はA4サイズです。



TREE  SERIES   (木シリーズより)
水彩絵具と色鉛筆で彩色した「木」シリーズより抜粋。 左から時計回りで:'London Plane'(モミジバスズカケノキ/プラタナス)、Silver Birch (シラカンバ)、Turkey Oak(トルコ樫)、Horse Chestnut (セイヨウトチノキ)。

2014年11月16日日曜日

英国の葉っぱカレンダー2015版がようやく完成

11月も半ばにかかりました。ようやく英国の葉っぱカレンダーの2015年版が完成しました。これで3年目になりますが、もう少し計画をしっかりたてて秋口には出せるようにしないといけないと反省。

12種類の植物を選び出すのは楽しい作業ではありますが、そこからの作業(絵おこし、彫り、刷り、暦の数字のレイアウト、カレンダーへの最終仕上げ)に、意外と時間を取られました。版画の大きさを拡大したこともあるし、最初の年は1種類、昨年は2種類、今年は3種類に増やしたこともあります。




壁掛けタイプ(大):写真右上
オリジナル・レリーフ版画、通し番号(20作限定版)、署名入り
版画サイズ:15 x 10 cm
紙サイズ: 14.9 x 42 cm, 重さ: 150 g/m2
中性カートリッジ紙
ツイード用毛糸(ウール 60% and コットン40%) 


壁掛けタイプ(小):写真左上
インクジェット印刷
絵の部分サイズ:5 x 10 cm
紙サイズ: 10.5 x 29.7 cm, 重さ: 150 g/m2
中性カートリッジ紙
ツイード用毛糸(ウール 60% and コットン40%) 

 アクリルケース・スタンド:写真下
インクジェット印刷
絵の部分サイズ:5 x 10 cm
紙サイズ: 10.7 x 18.4 cm, 重さ: 148 g/m2
ケースのサイズ: 0.8 x 11 x 19 cm

オリジナルのレリーフ版画:12か月

オリジナルの版画カレンダーには通し番号、タイトル(月名)、署名が入っています。


アクリルケースのスタンド(写真左奥)と12か月のカレンダー

まもなくクラフトフェアのシーズン。それまでには何とかグリーティングカード類を準備しなければ。

2014年11月6日木曜日

お詫び:2014年カレンダーをご購入頂いた方々へ

つい先ほど、2014年カレンダーの10月20日が抜けているというご指摘をメールで頂きました。(ありがたいことです。そうでなければ、全く気づかなかったところでした。)

チェックしてみると、ご指摘通り、10月19日の次にくるはずの20日が入っておらずに、21日に飛んでしまっていました。

カレンダーをご購入頂いた方々に、深くお詫びを申し上げます。

手書きしていく過程で、何度もチェックを重ねたにもかかわらず、このような間違いをしてしまいました。あってはならないことで、今後、間違いが起こらないよう、更に細心の注意を払っていきます。






2014年9月29日月曜日

2015年用 英国の葉っぱカレンダー、制作中です

今年も、早くに仕上げなければと思いながら、まだ制作しています。現在、レリーフの原版を彫っているところです。これは何でしょう?(笑)



毎年、12か月分の植物の葉を選ぶのに時間をかけてしまいます。夏の月は、あまりに選択肢が多すぎ、選ぶのが難しく、冬の月は少なすぎて探すのが大変。そして意外にも秋も難しいのです。日本なら、紅葉の秋、様々な色に染まった葉は美しいのですが、こちら、英国の落葉樹は、黄葉(こうよう)と呼びたいほど、黄色に染まります。それはそれで、暗く長い冬の前に、一瞬輝く夕陽のようで美しいものです。一昨年は、イチョウ、昨年はフィールドメープル。今回も、黄色の葉っぱの一つを選びました。お楽しみに。

今回は、2倍の大きさの版を彫っています。今までがかなり小さかったので、表現しやすくなりましたが、時間が倍かかる! それも遅れている原因(苦笑)。

11月に入るまでにはお披露目できるようにします。11月末からは、クリスマスを前に、クラフトフェアが目白押しですから、予定をきっちりこなさなければ。

2014年8月19日火曜日

ようやくオンラインショップを立ち上げました

ようやくです。

周囲の方々からすすめられていた懸案のオンラインショップを立ち上げました。米国で立ち上げられ、今では世界中で利用されているアートなど手作り品、ビンテージものを取り扱うオンラインのマーケットプレイス、Etsyにオンラインショップをオープン。


残念ながら、現在のところ、日本語版は準備中だそうですが、サイトの下部左側、ブルーの文字で English (UK)となっている所をクリックすると、言語選択で日本語が選べます。個別ショップの内容は書かれた言語でしか表示されませんが、徐々に和訳されていっているようです。

手始めに、この夏刷り上がったばかりの切り絵スクリーンプリント2種類を、ショップにあげました。

まだまだこれからお店の体裁?を整えていかねば。マイショップは、殺風景です(苦笑)。





2014年6月16日月曜日

イラスト:Bento カーディフ中央図書館主催、ジャパンデーのディスプレイに「お弁当箱」

イベントお知らせにしては、もう終わってしまったものですが、去る5月末に、カーディフ中央図書館(詳しくは、Facebook PageのPhotoをご覧ください。Aboutのすぐ右横です。ちなみにカーディフは、英国ウェールズ州の州都です!)主催の、Japan Dayがありました。それに先立ち、日本の文化を知ってもらうということと、Japan Dayの宣伝のために、館内キャビネットのディスプレイを担当しました。

昨年に引き続き、日本の生活文化をかいま見ることができる展示物を、いろんな方々が快く貸してくださいました。感謝。

下の写真は、展示キャビネットのほんの一部です。キャビネットは10個ありましたので。日本に住む日本の方々にとってありふれたものでも、こちら、英国に住む人々にとっては、珍しく興味深いものなのです。兜セットや、おひなさまなどの人形、食器や季節の飾りものなど、その他にも、Japan Dayでのワークショップにちなんだ、漫画やアニメーション、書道、折り紙といった展示物も昨年とはちょっと違った趣向でした。





ディスプレイを担当2回目、今回は、何人かの友人らに貴重な時間を割いてディスプレイのために制作してもらいました。筆文字、ペン字、折り紙! どれもこれも秀逸作品です。それに刺激され、私も一つ制作しようという試み(苦笑)。



色鉛筆と水彩絵具で描いたお弁当の中身。別になんともありきたりではありますが、私にとっては、懐かしい味のオンパレード。それを切り取り、貸していただいた弁当箱や、おひつに入れてみます。



蝋細工サンプルでもあれば、もっとリアルではありますが、ご愛嬌ということで。Japan Dayの翌週、ディスプレイを取り外しましたが、このイラストは、こちらに在住の友人たちにもらわれていきました(笑)。

いつもは、植物の絵ばかりですが、たまには食べ物の絵もよろしいですね♫



2014年5月9日金曜日

版画レリーフのモビールを作りました:フィールドメイプル

5月17日土曜日に、私の住む町で小さなサマーフェアがあります。レソトというアフリカにある小さな国の人々との交流、子供達の教育への援助のために設立されたチャリティ団体、the Penarth And District Lesotho Trust (PADLT) が主催しています。

サマーフェアでは、初夏らしく、クラフトの他、草花の苗木なども販売されるそうです。

このフェアのために考えたのが、簡単手作りモビールキットです。レリーフ版画で、フィールドメイプルの葉と種(翼果というそうですね)をあしらいました。

フィールドメイプルは、イギリスではあちこちに自生しています。Headgerows (農地や道路を仕切る生垣)や、森や林の比較的陽当たりの良い場所で枝を広げています。うちの庭にも1本あります。春の終わり頃に淡い緑色の小さな花がついているかと思ったら、いつのまにか、かわいらしい黄緑の翼をつけた種が新緑の葉っぱの間に見え隠れするようになります。秋口になると少しサーモンピンクがかった色に変わっていきます。

さて、モビールですが、しごく簡単。(一応、作り方を書いたものもあります。写真左下)裏側に両面テープを貼ってあるので、ハサミかカッターで切り取って半分をテーブルに並べ、そのまん中に糸をまっすぐに置いてから、残りの半分をおいてしっかり押さえる。できあがり。庭で剪定した小枝を拾ってきて、2種類のモビールをつるしたのが右下の写真です。